歌正ラジオ出演!

第5月曜朝10:15~

かわさきFM 79.1MHz

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2011928日(水)川崎市立聾学校(体育館)

 

五感で伝える、

ユニバーサルランゲージ

2部:ブラインドサッカー体験

「耳で視る、想像力のスポーツ」

 

講師:加藤 健人さん 

ブラインドサッカー選手 2010年世界選手権日本代表選手

 

今、僕はNPO法人サイクリングというところに所属し、ブラインドサッカーを通してコミュニケーションを広めている活動をしています。ブラインドサッカーは目隠しをしてやるスポーツなので、視覚障害者もそうでない人もプレイできるスポーツです。

 

僕は加藤健人という名前なので、カトケンと呼ばれています。試合中はニックネームで呼び合います。今日手伝いに来てくれた人は苗字に栗がつくので、マロンと呼ばれています。彼は健常者でブラインドサッカーをやっています。ブラインドサッカーは5対5で行われます。フィールドの選手は4名。ほかキーパーは目の見える人で目隠しはしません。ほか監督とコーラーと呼ばれる指示者がいて、キーパー、監督、コーラーが視覚の情報、指示を流します。ボールの中には鉛の鈴が入っていて、その音を頼りに動きます。それだけでは選手同士の距離感が図り難く、ぶつかってしまうので、ボールを持った相手選手には「ボイ」という掛け声をかけてからとりにいきます。見えている人でもアイマスクをつければ、全く同じ条件になります。ではまずアイマスクに慣れるゲームをしてみましょう。

4人の人が四方に立ちます。その四角の中にひとり、アイマスクをした人が入ります。周囲の人はボールを投げてパスします。ボールを取った人は球を振って鳴らして合図します。アイマスクをした人がその音を頼りに球を持っている人にタッチします。30秒間で何回タッチできるか、グループごとに競走してみましょう。

次のメニューはパスする人はマスクをつけないで行います。パスする人は声のするほうに蹴ってお互いに声を掛け合います。ボールの音をよく聞き分けてください。

ふたりが並んで片方がボールを投げて、マスクをした人がボールまで行って、ボールを足でとらえ、相手にパスを戻します。足で蹴って戻すのが難しい人は手でも構いません。

指示する人が具体的にボールのある場所を伝えてあげるようにしてください。

ゲーム終了後、最初はどこにあるかが、うまく言えなかったが、だんだん具体的に教えられるようになってきたと思います。

では最後のゲームです。

ペットボトルでのPK戦を行います。体育館だと音が反射してやりにくい部分がありますが、そこは大きく声をかけるなど、フォローしてください。まず空のペットボトルを10本ボーリングのピンのように三角形に置きます。その後ろにボール避けの楯を置き、そこからコーラーが指示を出します。目隠しをしたプレイヤーが指示を聞きながら、ボールを蹴り、ピンを倒します。チーム5対5の合計結果で競います。

 

簡単なようで、案外難しかったと思います。フットサルの選手体験会の時にはサッカー経験者の僕もマロンも全然倒せなかったんですよ。

遊びを含めたブラインドサッカーを体験して、視覚の情報がなくて怖かった人もいると思います。初めは歩くのも難しい。でも難しいことでもやってみたら、慣れてきたらできるようになっていく。これは単にブラインドサッカーのプレイそのものをすることだけではなく、コミニケーションをとる事、声を出していかに正しい情報を相手に伝えるかの練習になります。

今日を機会にチャレンジしてみてください。